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解剖学講座 機能形態学分野

解剖学講座 機能形態学分野

解剖学講座 機能形態学分野

講座について

当教室では、教育面に関しては主に系統解剖の講義・実習を通して人体のつくりを理解できる教育をすることが第一の目標です。さらに、体のつくりの具体的なイメージをもって、生理学を始めとする基礎医学の諸分野および臨床医学を統合して、ヒトが生き、また、病気になるということを統合的に考えることができる医学生・医師となる教育が最終的な到達目標です。

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研究面では中枢神経のグリア細胞のオリゴデンドロサイトの生理的・病理的機能に着目して研究を進めています。オリゴデンドロサイトは中枢神経が傷害されるとプロテアーゼを含む様々な因子を放出し、細胞死に至るものもあります。一方生き残ったものは軸索を保護する作用を保ちます。これらの生き死にを決定する因子を含めオリゴデンドロサイトのはたらきを研究しています。また、プロテアーゼ分子自身にも興味を持って研究しています。中枢神経系のみならず、皮膚を始めとする多くの組織に発現しているプロテアーゼに関しても広く研究しています。

教授挨拶

脳には神経細胞やグリア細胞などの多種多様な細胞が存在していますが、これらの細胞表面には様々な細胞接着因子が多数存在し、細胞外にもまた多様な高分子の糖蛋白質である細胞外マトリックスが充満しています。これらの因子はただ存在して結合しあっているだけではなく、これらから細胞内は多くのシグナルを受けています。細胞外にはまた、蛋白分解酵素も多数存在しており、細胞外の蛋白質を調節する因子として注目されています。

私たちは特に、グリア細胞が発現するこれらの細胞因子に注目して、神経系の障害と再生との関連を検討しています。さらに、皮膚などの神経系以外の組織でも細胞外環境と細胞分化・障害・修復との関連も検討しています。

当教室では研究者本人の興味にあったテーマで研究を行っていますので、神経系の研究をしてみたい方はご連絡ください。

スタッフ紹介

教授

吉田 成孝ヨシダ シゲタカ

講師

扇谷 昌宏オウギダニ マサヒロ

助教

古部 瑛莉子フルベ エリコ

助教

田中 佑典タナカ ユウスケ

技術職員

東 真史アズマ シンジ

再雇用契約職員

羽澤 和美ハザワ カズヨシ

教育

医学科・看護学科における担当科目

医学科講義

  • 第2学年前期    機能形態基礎医学I〔肉眼解剖学概論〕(4コマ)
  • 第2学年後期    機能形態基礎医学II〔生体の解剖〕(33コマ)
  • 第2学年後期    基礎医学特論(1コマ)
  • 第3学年後期    選択必修コースII 感覚器医学の最先端コース〔知覚伝導〕(1コマ)
  • 第3学年後期    選択必修コースIII ニューロサイエンスコース(2コマ)
  • 第4学年後期    医学研究特論機能形態学研究コース(150コマ)

医学科実習

  • 第2学年後期    形態学実習II〔人体解剖実習、脳解剖実習〕(117コマ)

看護学科講義

  • 第1学年 形態機能学〔解剖学〕(4コマ)

看護学科実習

  • 第1学年後期 生体観察実習〔解剖実習見学〕(5コマ)

研究

主な研究テーマ

  1. オリゴデンドロサイトが発現するプロテアーゼの機能解析
  2. 脱髄疾患の病態
  3. 神経系の接着因子と細胞外マトリックスの機能解析
  4. 皮膚におけるプロテアーゼの機能解析
  5. グリア細胞に着目した精神神経疾患研究
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